台風に地震に

今週に入っても台風や地震の被害について報道されている。
今回の災害で印象的だったのは道路が封鎖され孤立してしまった地域が目立っていたことだった。今回の災害は兵庫県京都府の北部や新潟県の中央部といった都会からはなれた地域であり、なおかつ過疎化が進んでいる地域を含んでいる。道路が寸断され閉じ込められたほか、地震で携帯電話のアンテナが倒壊して外部から完全に遮断されてしまった。このような地域ではお年寄りが多く、一刻も早い救出が必要となってくる。今後は孤立対策のための救出マニュアルの作成が必要になってくる。また市町村合併によって周辺部の人員が削減されるため、災害が発生した場合の人員確保も課題となってくる。
ところで、人間は自然を利用させてもらっていると言う立場であり、自然の大きな変動には無力である。筆者も台風で停電になったことがありまた集合住宅に住んでいたため水道もストップし、不自由な生活を強いられた。夜になると暗闇が襲ってきて、漆黒の世界となる。その時夜空にはさんさんと輝く無数の星が現れていた。人間は便利な生活の代償に何かを払っていることを実感した時でした。