「自分嫌い」な子供たち 中学生の半数以上 心の意識調査

ガッツ石松のOK牧場の元ネタは自己肯定、他者肯定のアイムOKであるということをトリビアでやっていたな。

自分が好きだと素直に思える気持ちを養う教育者や親の心がけは、大変重要ではないか」と話しており、子供が自己肯定感をはぐくむうえで(1)将来への夢や目標、希望をもてるか(2)自分の長所への自覚があるか(3)自分の存在が他人のために役立っていること−の三つが大きな要素となると分析している。

自分が社会に貢献しているという実感が持ちにくい社会になっていると思うのは私だけではないと思います。その端的な例の一つに雇用の二極化(フリーター・ニート問題)がある訳です。今までの日本は学校を卒業すればいずれかの職業に就き家庭を持ったり、趣味に打ち込んだり自分の人生の見通しを立てることが容易でした。しかし、今は中核的な仕事を行う人とそうでない人に分かれていくのであり、後者は次々と取替えがなされるという可能性があります。子供は大人の世界を知らないようで肌で体感しているものです。
次の世代に希望ある社会を継承することは官民問わず日本全体の課題であると思います。