<衆院選>衆議院本会議で解散 9月11日投票へ

今回の解散劇はマスコミのアナウンスメント効果によるところが大きいと見たほうがよいでしょう。衆議院で5票差で可決→参議院で否決されれば小泉政権はピンチ→解散になれば党から公認を与えないとけしかけるように報道→それに乗じて反対派や野党が動くといった構図です。
本当は北朝鮮問題、税制改革などやらなければならない問題は多いです。さらに今国会で話し合われた共謀罪障害者自立支援法案なんかも廃案です。障害者自立法案は危機的な財政のなかで障害者の福祉サービスを一部有料化して財政の健全化を達成する法律です。
この時期は予算の概算請求とも重なっており、空白を作るべきではない時期ですが衆議院を解散に追い込んだ小泉内閣とマスコミはちょっと変だぞと言わざるを得ないでしょう。
今回の選挙はマスコミの論調を鵜呑みにしないようにして、自分がこれからの国政を任せられると思う人へ投票してください。
それにしても今回の解散は「駄々っ子解散」と揶揄されても仕方ありませんよ、小泉さん。