先日、「それでも僕はやってない」の周防正行監督のトークショーがあったので見に行ってきました。
内容は映画鑑賞と、映画の内容に関係したトークショーでした。
前にもこの映画を見たのですが、監督がどのような意図で作ったのかが興味深かったです。
刑事裁判を真正面から扱いたいという理由から鑑賞者が当事者として入っていける痴漢事件を扱い、社会的な責任の小さい若者が主人公に選ばれたそうです。なぜ判決理由をエンディングにしたのもできるだけ現実の裁判に近づけようという理由だそうです。
面白おかしく作ることだけが本当に面白い映画ではないということを強く感じました。