今年の漢字は「偽」、食品偽装など反映か

漢字の日恒例の今年の一字。去年・一昨年とポジティブな字が続いていただけに・・・

 日本漢字能力検定協会京都市)が募集する「今年の漢字」が12日、発表された。今年を象徴する一文字は「偽」と決まり、京都・清水寺で披露された。

 昨年は41年ぶりの男子皇族となった秋篠宮ご夫妻の長男「悠仁さま」のご誕生や、相次ぐいじめ自殺などにからみ、「命」が選ばれたが、今年は船場吉兆をはじめとする食品偽装事件や年金、防衛省汚職など国民が、さまざまな偽りにだまされた一年を象徴した格好となった。

偽は「人」と「為」で成り立っている。つまり人の為にするということは嘘が含まれていると考えるべきなんでしょう。防衛庁を政策官庁にするため、私益を図るため、社員を路頭に迷わせないため・・・
当然だますということは悪いことだが、自分たちも人を見る目が大事だと考えさせられると思う。
来年は良い意味で人のためとなる年となってほしい。