空中ブランコ

劇中の精神科医伊良部の発言です。
精神科医の伊良部は先端恐怖症のヤクザや自意識過剰のモデル、そして不眠症空中ブランコ乗りが患者としてやってきて彼らの治療に挑む。
伊良部は「カウンセリングは必要ない」と言い張る。その理由はタイトルに書いてある「自分から気づく」ように仕向けるために、あえて病名を言わずに患者と付きっ切りになるという”型破り”な治療法を取っているからだと思う。実際に患者は自分から"壁"を作ってきたことに気づき、心理的に重荷を下ろすことができた。
この自分から気づくということはどこに行っても大事だと思う。実行することは簡単じゃないんだけど。
主演の阿部寛氏は7月からTBS系で放映される「ドラゴン桜」に学校再建に取り組む弁護士役として出演する予定。「ドラゴン桜」に興味を持っているからなんだけど。
最後に自分を取り戻した空中ブランコ乗りが言ったせりふ「空中ブランコのコツは相手を信じることです」。これを面接でも試してみたいと思う。