参院造反組処分 「郵政」処理後に 自民・片山氏

反対票を投じた参院議員は賛成へ方向転換の模様。仮に参議院で否決されたとしてもこの人数(総議員の3分の2を与党が獲得)なので衆議院で再議決できる。少なくとも参議院では筋を通して衆議院再議決、という形とはいかないのだろうな。
今回の解散総選挙劇で参議院の存在意義というのはその時々の民意に左右されにくいというメリットがあるのではないかと思う。参議院の場合、三年ごとに定数の半数改選というように選挙時期が決まっている。現在の議員は2001年の小泉人気時代の議員と2004年の民主党躍進時代の議員が混じっている。つまり、「ちょっと前」のブームが議席に反映されている。参議院議員には転々とする政治ブームを踏まえた政治理念が求められているのではないのだろうか。