「私のしごと館」廃止 行革相明言 精華・木津川、年20億円赤字

私のしごと館」は、関西文化学術研究都市の中核エリア、精華・西木津地区の約8万平方メートルの敷地にあり、3階建て延べ床面積3万5000平方メートルの巨大施設。児童、生徒をはじめ若年層のキャリア教育を目的に、雇用・能力開発機構が約580億円を投じて開設、2003年3月にオープンした。

壮大な無駄遣いとマスコミにたたかれたあの施設がとうとう廃止です。もともと公が作る施設は採算は二の次で考えられている。あの大和ミュージアムも初年度で入場見込み40万人のところ100万人を超え黒字となったくらいだし。
やはり立地が問題なんだと思う。京都、大阪、奈良から離れていてしごと館を目的とした観光プランが建てにくいことにあると思う。同じような趣旨のキッザニアが流行っているだけに、国のサービスが停止してしまうのは残念だ。
むしろ採算性という目先の実績にあせった渡辺行革担当大臣の政治目的なのではと勘繰ってみたりする。