「慎重にも慎重な検討を加えた」死刑執行に鳩山法相

 鳩山法相は17日午前11時から、法務省19階で記者会見し、「慎重にも慎重な検討を加え、数日前に私が死刑執行の命令を下した」と、緊張した表情で述べた。

 宮崎死刑囚の弁護人は、再度の精神鑑定と刑の執行停止を求める書面を法務省に提出していたが、鳩山法相は「再審が必要だという具体的な理由が主張されているわけでもなく、裁判でも完全な責任能力が認められている。慎重に調べて執行した」と説明した。

行政に携わるものとして当然の行動をしたといえばそれまでなんですが。
これまで死刑執行をしなかったことを公言した大臣がいたようなんですが、死刑執行が法務大臣の裁量に任されているとはいえ自分の任期さえ死刑が執行されなければそれで良いのかと思ってしまいます。
少なくとも自分の職責を果たそうとしている点で鳩山法相のほうが行政のトップのあるべき姿だと思っています。