北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)は9日、3日の日程を無事に終了した。議長国・日本の福田康夫首相は「多くの成果を生みだすことができた。充実した3日間だった」と振り返った。
この日は午前中、主要8カ国(G8)に中国、インドなど8カ国を加えた主要経済国会合(MEM)の首脳会合が開かれ、地球温暖化防止問題などを協議。午後に福田首相の議長総括会見が行われ、サミットは閉幕した。
新興国からの譲歩が得られなかったという点で、「総論賛成、各論反対」が浮き彫りになったということは否めないと思います。発言力を増した新興国と歩調を合わせることが出来るかどうかが今後のサミットの鍵になると思います。