都賀川に警報装置設置へ=年度内に、他河川でも−兵庫県

 神戸市灘区の都賀川が大雨で増水、5人が死亡した水害を受け、兵庫県は30日、大雨警報などの気象情報と連動した警報システムを都賀川などに年度内に設置すると発表した。
 土木局によると、六甲山の南側を流れる川のうち県が管理するのは、都賀川を含め24水系51河川ある。しかし、増水の危険を知らせる回転灯などが設置されている河川は二つだけだった。
 このため、散策路など水に親しむ施設のある15の河川について、大雨警報などが出た場合に作動する回転灯などを設置する。サイレンを併設するかなど、具体的な設備の内容は今後検討する。

都会で川の水に親しむのはとても素晴らしいことですが、安全対策も忘れてはなりません。警報装置をつけるのは一つの解決方法ですが、財政難なのですぐにというわけには行きません。神奈川県のある川ではQRコードで河川の情報を流す、ITによる情報提供をやっています。こういうのも一案だと思います。
しかし上流が怪しい雲行きならすぐに避難するという自衛策が一番だと思います。