宅間死刑囚の死刑執行 確定1年、異例の早さ

宅間の死刑判決が確定したのは1年前、従来なら7〜8年はかかっていたものを1年で執行したと言うのは意外だ。マスコミによれば冤罪の可能性が低いこと、事件が社会に与えた影響が大きかったことが原因として考えられている。
事件当時、死刑にして欲しかったといって犯行を実行し、裁判中も死刑にしてくれと言っていた宅間守はおそらく逃避型の死刑であると思う。自分が死ねば全て解決すると言った考えであろう。宅間の半生はここでは書かないが宅間は自分の理想像を掲げており(医者として女性に近づいたこともある)、現状の自分を受け入れられなかったと言う節が見受けられる。
そうなると、宅間の我儘のために殺された子供たちが本当に無念でならない。
このことは他人事ではないというところが恐ろしい。