<体内時計>夜遅く食べると太る、仕組み解明 日大グループ

人間の歴史は食糧不足である時代が長く、飽食社会は限られた時代の限られた場所のみである。そんなだから人間の体は飢餓に強くなっているそうだ。

 生体リズムを刻む体内時計を調節しているたんぱく質が、細胞内への脂肪の蓄積と密接に関係していることが、日本大薬学部(千葉県船橋市)の榛葉繁紀(しんばしげき)専任講師(衛生化学)らの研究で分かった。このたんぱく質は昼間は体内でほとんど作られず、深夜になると増える。「夜遅く食べると太る」仕組みが分子レベルで示された。

深夜のエネルギーを使わない時間帯にたんぱく質をためておくというのが自然の摂理なのでしょう。というわけで、夜更かしをされる場合は事前の食事を十分取りましょう。